【映画の感想】映画「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」をDVDで観たよ

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宝塚歌劇団・星組のトップスター(2019年9月現在)、紅ゆずるのプレお披露目公演として舞台化された作品の元となった映画「オーム・シャンティ・オーム」を今更DVDで観ました。何故って、映画「パドマーワト」のパドマーワティ役、ディーピカー・パードゥコーンのデビュー作だと知ったので。
映画「パドマーワト」の感想はこちら。 【映画の感想】「パドマーワト女神の誕生」を観てきたよ。圧倒的映像美を大画面で観られた事に感謝!

インド映画ってダンスシーンがおなじみだけれど、ミュージカルというよりはレビュー的というか、わりと唐突に歌と踊りが始まるイメージだったんだよね。ララランドに近い感じ。だけど、この映画はしっかり「ミュージカル映画」だったし、これを舞台化しようと思った宝塚はセンスが良いなと、改めて感じた。

なので、唐突に踊り始めるインド映画になじめない人も、比較的違和感なく観れる作品じゃないかな。ダンスシーンも多いけど、だいたい劇中劇なので違和感が無い。
好き勝手華やかに出来るから、劇中劇の多いミュージカルが大好きなんだよね。たぶん、ミュージカルよりショーが好きなんだと思う。この作品は、ミュージカルシーンがどれも明るく華やかなのでとっても見応えがある。
そしてとにかくヒロインのディーピカーが超絶可愛いので是非観て欲しい。可愛い。可愛い。
※ここからネタばれあります。

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ストーリーは宝塚版とほぼ同じ。
主人公はわき役俳優のオーム。オームが恋する大女優シャンティは映画プロデューサー・ムケーシュとの結婚を世間に隠しているけれど、妊娠が発覚。野心家のムケーシュは自身の成功の為に、シャンティの存在がうっとうしくなり、殺してしまう。偶然居合わせたオームはシャンティ救出を試みるも、自身も命を落とす。ここまでが転生前の話。
オームは映画スターとして生まれ変わり、ムケーシュはハリウッドで成功し、ボリウッド界に戻ってくる。2人が出会うのと同じころ、オームは前世の記憶を取り戻し、ムケーシュへの復讐を決意。シャンティと瓜二つの女性、サンディと出会い、協力してムケーシュを追い詰めていく。

主人公のオームはシャー・ルク・カーンが転生前後の2役(というかここはほぼ同一人物)。不器用な青年からちゃらっちゃらのドラ息子まで違和感なく演じている。シャンティ/サンディは本作で映画デビューのディーピカー・パードゥコーンが2役演じるのだけど、顔が良いだけじゃなく両者の演じ分けが素晴らしい。シャー・ルク・カーンとディーピカー・パードゥコーンの組み合わせの映画、他にもいくつかあるので観てみたいな。
ムケーシュ役はアルジュン・ラームパール。かなり整った顔立ちで、ハリウッド帰りの垢ぬけた感じとか物凄くカッコイイ。カリスマっぽさと非情な感じがとても良いです。

尺的には転生後の方が長いので、シャンティとオームのシーンはそれ程長くは無いのだけど、シャンティの美しさ・可愛らしさがとても印象的に描かれている。可愛い。本当に可愛い。シャンティがレッドカーペットを歩くシーンが大好き。

シャンティとオームが過ごす時間は長くないけれど、このシーンは曲も映像もとても美しいなと思う。ムケーシュの愛が欲しいが満たされないシャンティが、ここではとても楽しそうに笑うのが切ない。可愛い。

ただ、サンディが「シャンティの代わり」としてしか扱われていない様に感じたし、そこはもうちょっと丁寧に描いても良かったのでは?と思わなくは無い。サンディにとってオームはあこがれの人で、でもオームの愛はあくまでシャンティにしか向いていないので、サンディの存在が何だかかわいそうになる。宝塚版ではサンディとオームの関係性も、もう少し丁寧に扱われていた様な…?

物語の最後、サンディがシャンティになり済ますのだけど、この辺りのディーピカーの演技が本当に素晴らしいので、是非観て欲しい。最後、なり済ましでなくシャンティ(の霊…?)が出てくるシーンがあるのだけど、サンディでは無いと出てきた瞬間に分かる。纏っている空気が違うというか。
シャンティもオームも、別れ際の表情が良い。切ない。

あらすじだけ読むと結構重たい話だけど、ミュージカルシーンが明るいものが多いのもあって、観た後に気分が沈むタイプの映画では無い。インド映画って人が死のうが、重たい題材(「バジュランギおじさん」の印パ問題)だろうが、あくまで「娯楽」としてとても楽しめるところが好きだ。楽しく無ければ映画じゃないって感じ。

「バジュランギおじさん」や「パドマーワト」と比べちゃうと、映像の安っぽさは否めないけれど、笑いあり涙あり、歌あり踊りありの優秀な娯楽作品だと思う。何より、ディーピカーが可愛すぎて癒される。可愛い。本当に可愛い。(しつこい)
というわけで、オーム・シャンティ・オーム、お勧めです。

インド映画はミュージカルシーンが結構YouTubeにあがっている(公式が宣伝の為にあげてくれている)ので、気になる人は是非観てみて下さいな。

画像はuplinkさんのサイトからお借りしました。
https://www.uplink.co.jp/oso/

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